玉藻前

酒呑くんと同じく日本三大妖怪の一人。玉藻前です。玉藻くん。様。閻魔によって復活させられてます。現代においても元気よく国を手中に収められないか画策中。でも僕の統治する国に僕の権威を脅かす鬼とかいらないよね?っていう考えで酒呑くんが邪魔らしい(しかし何かほかにもあるっぽい)

雪男子くんに対して

雪男子くんは基本的に野心もなければ人間界のどうのこうのに興味もないので玉藻くんから見て敵になり得るとは考えていません。むしろ酒呑童子をうっとおしく思っている点において自分の仲間にできそうだと思っているので酒呑童子ぶっ殺し隊(雪男子くん曰く壊滅的にダサいネーミング)に勧誘中。雪男子くんと自分に似ているところがあると感じていて、好きな子をいじめちゃうみたいなノリで日下くんと雪男子くんに何かとちょっかいをかけてます。

 

玉藻前(たまものまえ)とは、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物。妖狐の化身であり、正体を見破られた後、下野国那須野原で殺生石になったという。

玉藻前伝説(改)

子に恵まれない夫婦の手で大切に育てられ、藻女(みくずめ)と名付けられ、美しく成長した。18歳で宮中で仕え、のちに鳥羽上皇に仕える女官となって玉藻前たまものまえと呼ばれる。その美貌と博識から次第に鳥羽上皇に寵愛されるようになった。

しかしその後、上皇は次第に病に伏せるようになり、朝廷の医師にも原因が分からなかった。しかし陰陽師・安倍泰成が玉藻前の仕業と見抜く。安倍が真言を唱えた事で玉藻前は変身を解かれ、九尾の狐の姿で宮中を脱走し、行方を眩ました。

その後、鳥羽上皇はかねてからの要請に応え、討伐軍を編成。三浦介義明、千葉介常胤、上総介広常を将軍に、陰陽師・安部泰成を軍師に任命し、軍勢を那須野へと派遣した。

那須野で、既に九尾の狐と化した玉藻前を発見した討伐軍はすぐさま攻撃を仕掛けたが、九尾の狐の妖術などによって多くの戦力を失い、失敗に終わった。三浦介と上総介をはじめとする将兵は犬の尾を狐に見立てた犬追物で騎射を訓練し、再び攻撃を開始する。

対策を十分に練ったため、討伐軍は次第に九尾の狐を追い込んでいった。九尾の狐は貞信の夢に娘の姿で現れ許しを願ったが、貞信はこれを狐が弱っていると読み、最後の攻勢に出た。そして三浦介が放った二つの矢が脇腹と首筋を貫き、上総介の長刀が斬りつけたことで、九尾の狐は息絶えた。

その後、九尾の狐は巨大な毒石に変化し、近づく人間や動物等の命を奪うようになった。そのため村人は後にこの毒石を『殺生石』と名付けた。この殺生石は鳥羽上皇の死後も存在し、周囲の村人たちを恐れさせた。鎮魂のためにやって来た多くの高僧ですら、その毒気に次々と倒れたが、南北朝時代、会津の元現寺を開いた玄翁和尚が殺生石を破壊し、破壊された殺生石は各地へと飛散したといわれる。

(詳しくはwikipedia等参照)

 

補足資料

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